賃貸経営を成功に導く!賃貸管理の選び方と見極めポイント4つ

河上 隼人 監修者:河上 隼人
賃貸経営を成功に導く!賃貸管理の選び方と見極めポイント4つ

「賃貸管理会社の選び方ってどうしたらいいの?何から考え始めたらいいのかさっぱりわからない」

「自分にぴったりの賃貸管理会社の選び方が知りたい!失敗したくないし、一度契約したら長期的にお願いできるところを選びたい」

このように、所有する不動産を賃貸管理会社に任せたいと考えたとき、選び方がわからずお困りの方は多いでしょう。

賃貸管理会社の選び方は安心して専門的な対応が期待でき、さらには確実な収益性を見込める以下の4つを基準にすると失敗しません。

賃貸管理会社の選び方

判断ポイント

物件の入居率が95%を超えている

  • 空室対策の手法が豊富である

  • 物件エリアの情報が豊富にある

第三者から見ても信頼できる会社である

  • 管理実績が豊富である

  • 経営が安定している

  • 顧客満足度が高い

  • 営業担当者の対応が誠実である

求める業務を十分カバーできている

  • 自分が貸し出したい物件に対応しているか確認

  • 賃貸管理会社が提供するサービスを比較

管理手数料を含めコストが適切である

  • 管理手数料は3~5%が一般的

  • オプション費用も加味して総合的に判断

とはいえ国土交通省によると、平成27年11月末の時点で賃貸管理会社の数は3.2万社と推測されています。

(出典:国土交通省「賃貸住宅管理業について」)

この膨大な数の賃貸管理会社のなかから、比較するために数社ピックアップするだけで労力は膨大です。

最悪、比較が面倒になり、ずさんな管理能力のない賃貸管理会社を選んでしまうリスクも否定できないでしょう。

そこで本記事は、スムーズかつしっかり実力のある賃貸管理会社を選べるよう、以下の内容をお伝えします。

本記事を読んでわかること

  • 賃貸管理会社の選び方が4つのポイントで押さえられる

  • 賃貸管理会社の選び方がスピーディーにできる

  • これからさきもずっと付き合えるような賃貸管理会社を効率的に探せる

本記事を読めば、悩む間もなく賃貸管理会社を選べるようになりますので、ぜひご覧ください。

1. 賃貸管理会社の選び方1|物件の入居率が95%を超えている

まず、賃貸管理会社が管理する物件の入居率が95%を超えているか、確認してみましょう。

なぜなら、安定した賃貸経営を送る目安が95%だからです。

入居率

経営状況目安

95%以上

健全な事業運営ができている

70~80%

やや苦しい。70%代で赤字経営になりうる

50%

かなり厳しい

公益財団法人日本賃貸住宅管理協会の「第28回 賃貸住宅市場景況感調査 日管協短観」によると、2023年度の賃貸住宅の入居率は全国平均95.8%です。

エリア

2022年度入居率

2023年度入居率

全国

95.3

95.8

首都圏

95.8

96.6

関西圏

94.9

96.6

その他

92.9

92.6

この結果だけ見ると、「入居率って基本的に高いのか」と感じる方も多いかもしれません。

しかしあくまでも協会に属している会社のみの調査結果のため、加入していない賃貸管理会社はもちろんありますし、自主管理物件も含まれていません。

総務省が公表する全国の共同住宅数と空き家数の割合を考慮すると、80%程度が入居率として推測される数字と考えられるでしょう。

(参考:令和5年住宅・土地統計調査住宅及び世帯に関する基本集計(確報集計)結果)

ですが、しっかり利益を出すのであれば当然ながら入居率は高める必要があり、95%という数字を出せる賃貸管理会社を選ぶべきです。

入居率95%という数字を出せる賃貸管理会社を選ぶには、以下2つのチェックポイントを押さえましょう。

空室になれば家賃を下げればいいはNG!提案力をチェック

空室対策の手法が豊富である

  • 物件の写真や図面など見せ方にこだわりがある

  • 人気設備を導入して付加価値をつける提案ができる

  • 入居者のニーズを捉えてリフォームできる

  • 敷金・礼金の減額やフリーレントの提案ができる

フリーレント:賃貸物件を借りるときに入居後一定期間、家賃が無料になる契約形態

対象エリアの知識と実績をチェック

物件エリアの情報が豊富にある

  • エリアで10年以上の管理実績がある

  • 物件エリアの事例が公式サイトに複数掲載されている

  • 競合物件の情報が迅速に手に入る

  • 競合物件を例に具体的な提案をしてくれる

入居者はいずれは退去することから、空室対策の手法が豊富であることは非常に重要なチェックポイントです。

また物件エリアの情報が豊富にあると、地域特性を活かした募集戦略につながります。

さらには地域の治安情報に基づいた入居者審査の実施や、トラブル時の地元業者ネットワークの活用などさまざまな場面でメリットがあります。

【Point!】賃貸管理会社の入居率は以下の方法で確かめるのがおすすめ

管理会社の入居率の確かめ方

【簡単・簡易的】

公式サイト

ホームページのトップに掲載されていることが多い

【より細かく知れる】

賃貸管理会社へ問い合わせ

過去数年間の推移やエリア別・物件タイプ別の内訳も確認できる

客付け力の有無はある程度「95%」という数字で判断できますが、より具体的に判断するためには空室対策の提案力や物件エリアの情報網まで確認してみましょう。

2. 賃貸管理会社の選び方2|第三者から見ても信頼できる会社である

賃貸管理会社を選ぶときは、第三者から見ても信頼できる会社であることが大切です。

なぜなら、少しでも不安要素がある賃貸管理会社は、いざというときの対応にオーナーだけでなく入居者からも不満がたまり、いずれ大きなトラブルに発展する可能性があります。

またオーナーの賃貸経営としても、入居率や空室対策といった利益の成果に影響を与えます。

入居者に安心して長期居住してもらえ、トラブル時には円滑に解決を進めてくれるような、質の高いサービスを提供できる賃貸管理会社を選びましょう。

そこでチェックしていただきたいのは、以下のポイントです。

第三者から見ても信頼できる管理会社のポイント

管理実績が豊富である

管理戸数が1万戸以上

経営が安定している

  • エリアで10年以上の管理実績

  • 大企業と取引

  • 全日本不動産協会など団体に所属

顧客満足度が高い

  • 24時間対応のコールセンターの設置

  • 賃貸管理会社内での情報連携体制が整備

  • 管理物件の清掃が行き届いており清潔

  • トラブル時に十分対応できる人員数の設置

  • 口コミの良さ・顔出しによるお客様の声

営業担当者の対応が誠実である

  • 人柄がよく丁寧

  • レスポンスが早い

  • 専門知識が豊富

もちろんこれらすべてを満たすような賃貸管理会社を見つけるのは困難なため、あくまで目安です。

しかし項目をチェックしたときに、疑問を抱くような賃貸管理会社は避けたほうが無難です。

たとえばいくら管理実績があり経営が安定していても、担当者がぞんざいな話し方をし、数日経っても返信が来ないようなケースでは、トラブルへの発展リスクが高い可能性があります。

入居者が何らかのトラブルに遭ったと仮定したとき、以下のようなリスクを想定できます。

  • 入居者が賃貸管理会社に連絡をしても音沙汰がない

  • トラブル対応の報告がない

  • 対応が横柄で入居者から更なるトラブルの火種になる

初めはちょっとしたトラブルであっても、大きなクレームにつながることさえあり、最悪退去になりかねません。

だからこそ、あらゆる角度から総合的に見て、信頼できる会社でなければならないのです。

3. 賃貸管理会社の選び方3|求める業務を十分カバーできている

自分の求める業務を、十分カバーできる賃貸管理会社であるかも大切です。

賃貸管理会社によって提供するサービスの内容や、得意とする物件種別が異なるからです。

仮に戸建てを賃貸するにあたって、マンションに強みを持つ賃貸管理会社に委託してしまえば、思ったような客付け力やメンテナンスなどを期待できません。

そのため、以下のチェック項目をもとにしながら、自身が求める業務を滞りなく対応してもらえる賃貸管理会社か確認しておきましょう。

求める業務をカバーできるかのチェックポイント

チェックポイント(1)

自分が貸し出したい物件に対応しているかまず確認

→賃貸管理会社が得意とする物件はマンションor戸建て?

チェックポイント(2)

書きサービス一例より希望のサービスが網羅されているかを確認

賃貸管理会社が提供する主なサービス一例

項目

基本プランに含まれる傾向

オプションの可能性あり

資金管理

  • 敷金・礼金、保証料などの授受

  • 家賃の集金

  • 滞納者への督促

  • 退去時の精算

  • 修繕費用の立替払い

  • 法的措置を含む督促

  • 滞納家賃保証

  • 空室家賃保証

  • 貸主負担の原状回復費用保証

入居者対応

  • クレーム対応

  • 入居者へのモラル指導

  • 入退去時の立ち会い

  • 複雑なクレーム対応

(法律がかかわる)

物件管理

  • 日常巡回点検

  • 室内設備の修繕・交換

  • 共用部分の定期的な清掃

  • 設備法定点検

  • 共用灯交換作業

契約関係

  • 申込審査から契約締結業務

  • 賃貸借契約更新・再契約

入居者募集

  • 募集条件の調査・設定提案

  • 広告宣伝

コンサルティング

  • 簡易的な空室対策や改善アドバイス

  • 収支分析レポート

  • 経営計画立案

  • 改善アドバイス

報告

  • 入出金報告

  • クレーム対応報告

  • 修繕報告

-

上記はあくまで一例ですが、複雑な対応ほどオプションとなる傾向が高いです。

賃貸管理会社によってどのレベルまでが基本プランに含まれるか、もしくは対応すらしていない場合もあるため、最低でも3~4社を比較してみてください。

4. 賃貸管理会社の選び方4|管理手数料を含めコストが適切である

賃貸管理会社を選ぶときは、管理手数料を含め、総合的なコストが適切であるかも確認しましょう。

管理手数料は3~5%が一般的となり、家賃10万円なら3,000~5,000円くらいが目安です。

かかるコストを考えると、管理手数料は低ければ低いほどいいかと思ってしまいますが、実際はそうではありません。

管理手数料が安い場合はオプションによって費用がかかりやすく、結果的に割高となってしまう場合があるので注意してください。

たとえば管理手数料を抑えておきながら、退去時の原状回復費用を割高に設定して収入源とする賃貸管理会社もいます。

トータルで考えると、想定以上に支出が増えてしまうケースもあるのです。

管理手数料を含むコストが適切であるかは、あなたがどのような業務を求めるかも考慮し、複数社を比較しなければ目安がわかりません。

管理手数料を含めコストが適切である管理会社であるかの見極め方

まずは「3.賃貸管理会社の選び方3|求める業務を十分カバーできている」で紹介した業務のうち、自身が賃貸管理会社に求める内容を整理したうえで各社から見積もりを出してもらってください。

そのうえで総合的にかかるコストを比較して、賃貸管理会社を選びましょう。

5. 賃貸管理会社を効率的に比較するなら、一括査定サービスの利用がベスト!

賃貸管理会社の選び方について、ここまで解説してきました。

しかし膨大な数の賃貸管理会社のなかから比較すべき複数社を見つけることですら、戸惑いを感じている方もいるのではないでしょうか。

そこで効率的に比較するためにおすすめしたいのが、賃貸管理会社一括査定サービスの利用です。

賃貸管理会社の一括査定サイトは物件情報を入力するだけで、複数の賃貸管理会社から管理プラン・費用の提案を一括で受け取れるため、自身で一から探し出す必要がないのです。

ただし、どんな一括査定サービスでもいいわけではありません。

以下のような項目を比較しながら、自身の経営パートナーを見つけられる一括査定サービスを探すことが非常に重要です。

一括査定サービスの探し方

チェックポイント

理由

賃貸管理会社との提携数が多い

選択肢が豊富になり、自分の物件に最適な賃貸管理会社を見つけやすい。

スピーディーに情報提供してくれる

空室期間を短縮しやすく、機会損失を防げる

信頼できる賃貸管理会社を提案してもらえる

悪質業者を避けられ、安心して選択できる

費用がかからない

コストをかけずに複数社比較できる

全国規模で対応している

地方物件でも対応できる

提案してくれる賃貸管理会社の数が4~6社くらい

多すぎず少なすぎない適度な数

比較検討しやすく、決断疲れを防げる

大手・地域密着型の両方に対応している

大手の安定性と地域業者の細やかさを比較できる物件特性に応じて最適な選択ができる

そこでぜひご活用いただきたい一括査定サービスが、これらの項目をすべて満たす「いざ貸す」です。

いざ貸すは圧倒的な早さで、優良な賃貸管理会社だけを提案します。

いざ貸すとは?

いざ貸すは、一括査定サービス市場最大級、650社以上の賃貸管理会社といざ貸すは提携。
すべて独自の審査基準を通過しているため、確実に実力のある会社を見つけていただけます。

管理能力のない、ずさんな会社やクレームの多い賃貸管理会社は契約の見送り、もしくは解除しているため、いざ貸すが悪質な賃貸管理会社を紹介することはありません。

2年連続3冠を達成している信頼できる一括査定サービスですので、安心してご利用いただけます。

実際の利用方法は簡単で、チャット形式で物件の情報を入力するといざ貸すが全国各地、大手から地域密着型までさまざまな提携先から、最大6社をピックアップ。

申し込みから1営業日以内には連絡が来るため、オーナーさまは待つことなくスピーディーに賃貸管理会社の比較に進めます。さらにオーナーさまは費用が一切かからず、無料で利用できるところもいざ貸すのうれしいポイントです。

あなたにぴったりの優良な賃貸管理会社を選ぶなら、いざ貸すを利用してさくっと決めてしまいましょう。

6. まとめ

賃貸管理会社の選び方について、おわかりいただけましたでしょうか。

最後に要点をまとめると、賃貸管理会社の選び方は以下のとおりです。

賃貸管理会社の選び方

判断ポイント

物件の入居率が95%を超えている

  • 空室対策の手法が豊富である

  • 物件エリアの情報が豊富にある

第三者から見ても信頼できる会社である

  • 管理実績が豊富である

  • 経営が安定している

  • 顧客満足度が高い

  • 営業担当者の対応が誠実である

求める業務を十分カバーできている

  • 自分が貸し出したい物件に対応しているか確認

  • 賃貸管理会社が提供するサービスを比較

管理手数料を含めコストが適切である

  • 管理手数料は3~5%が一般的

  • オプション費用も加味して総合的に判断

本記事があなたの賃貸管理会社の選び方の参考になると幸いです。

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Author

河上 隼人

河上 隼人 HAYATO KAWAKAMI

株式会社エイムプレイス 代表取締役

1980年11月8日生まれ 広島県出身

インターネットメディア事業「いざ貸す」を運営し、不動産オーナーと不動産会社をつなぐ架け橋として活動。効率的で自由度の高い経営スタイルを追求しながら、自らも日々学び続けている。

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